YAMAHA INTEGRATED REPORT 2018
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重要な社会課題への取り組み私たちは各国・各地域の重要な社会課題を各事業を通じて解決しています。主な取り組み例を3つ紹介いたします。環境課題への取り組み 「環境計画2050」ヤマハ発動機グループ環境計画2050の実現に向けて地球温暖化の進行、エネルギーや水の利用、生物多様性の保全など、持続可能な社会の実現を左右するさまざまな環境・資源課題が世界レベルで深刻化しています。当社はこれまで、企業活動のすべてにおいて地球環境との調和に配慮した取り組みを進めてきました。今後も、<低炭素社会><循環型社会><自然共生社会>の3つをターゲットに、環境負荷の低減を目指すとともに、当社の主要な製品フィールドである自然の保全活動を積極的に推進し、感動創造企業として持続可能な社会に貢献していきます。環境経営への取り組みヤマハ発動機の環境活動は、1990年に地球環境方針を示してスタートしました。1997年には環境委員会を設置して、環境経営のガバナンス体制を構築し、グループ全社の取り組みとして2003年に「ヤマハ発動機グループ環境計画2010」、2009年に「ヤマハ発動機グループ環境計画2020」を策定し、「製品」「生産活動」「マネジメント」「マインド」の4つの分野で環境活動を推進してきました。2018年12月末時点での実績は「グループ売上高原単位CO2排出量12%削減(2009年比)」の目標に対し40%削減、「ヤマハ発動機単体での廃棄物量9%削減(2012年比)」の目標に対し25.4%まで削減し、2020年を待たずして目標を達成しました。循環型社会低炭素社会自然共生社会YAMAHA MOTOREnvironmental Plan2050Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 201818

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