YAMAHA INTEGRATED REPORT 2018
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スポーツで挑戦の尊さを社会に発信ヤマハ発動機は創立以来、チャレンジスピリットを原動力に未来を切り開いてきました。その「挑戦するこころ」は企業風土としてしみわたり、グループ社員1人1人の基本的精神として深く刻み込まれています。私たちは、挑戦する姿を分かりやすい形で伝えることのできるスポーツ推進活動を通じて、夢を持つことの素晴らしさや挑戦の尊さを社会に発信していきたいと考えています。地域社会の課題解決インドネシア ロンボク島地震支援2018年8月、インドネシアのロンボク島でマグニチュード7を超える大きな地震が発生し、その後も何度も大きな地震が起き、同国の国家防災庁は死者が515人に達したと発表しました。また、負傷者は7千人を超え、43万人超が避難生活を余儀なくされました。ヤマハモーターインドネシアは、ロンボク島を担当するディーラーSurya Timur Sakti Jatim 社(スラバヤ市)と共に、被災地での救済・復旧に尽力するインドネシア軍に対して発電機を寄贈しました。ロンボク島では停電が続き、道路にはがれきが山積みになっていましたが、寄贈された発電機「ET-1」は道なき道を進み、照明やバッテリー充電など、さまざまな用途で活躍しました。レース活動厳格なルールのもとでライバルと同条件で競い合うレース活動は、自分たちのレベル把握や先行技術開発の場だけではなく、チャレンジの象徴として世界中の人々に感動を与え続けています。ジャパンラグビートップリーグヤマハ発動機ラグビー部「ヤマハ発動機ジュビロ」は、日本国内最高峰社会人ラグビーリーグ「ジャパンラグビートップリーグ」に参画し、常にハイレベルな戦いを展開しています。公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団ヤマハ発動機創立50周年事業の1つとして設立した同財団は、スポーツ分野で夢の実現にチャレンジする人を応援することを理念に活動を行っています。ヤマハセーリングチーム「YAMAHA Sailing Team‘Revs’(ヤマハセーリングチーム‘レヴズ’)」は、セーリングワールドカップや世界選手権大会をはじめとする国内外の主要大会での上位入賞を目指して活動を行っています。Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 201875

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