YAMAHA INTEGRATED REPORT 2018
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持続可能な社会の実現に貢献する当社製品CO2排出量が極めて少ないモビリティ2016年の世界のCO2排出量は323億トンです。このうち二輪車は、排出源として占める割合が全体の0.3%で、極めて環境負荷が少ない乗り物です。さらに二輪車は、都市移動の交通手段としては最速で燃費も良く、乗用車と比べて1人あたり1km移動におけるCO2排出量のインパクトは1/3です。目標設定の考え方「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」では、「2℃シナリオ」のCO2削減目標に積極的に貢献する企業としてSBTi(科学と整合した目標設定)の考え方に基づいて目標を策定しました。策定にあたっては、パーソナルモビリティの特長を生かし、自動車セクターで要求されている到達目標を上回る削減シナリオとしています。排出源別 世界のCO2排出量都市走行時 1人あたり1km移動におけるCO2排出量インパクト※二輪車の数値は当社調べ出典: IEA「CO2 Emissions from Fuel Combustion 2018 Highlights」エネルギー産業42%5%19%6%17.7%6%4%その他エネルギー産業製造業・建設業航空・船舶・鉄道四輪車家庭部門商業・公共サービス※数値は当社調べ出典:自動車工業会「乗用車JC08平均燃費」「乗り物別平均車速」/EEA「平均乗車人数」/NILIM「走行速度とCO2排出原単位」2016年度世界のCO2排出量323億t-CO20.3%二輪車189g-CO2/km人62g-CO2/km人CO2排出量1/3CO2排出量1/3ライフサイクルでも環境負荷極小二輪車は、資源採掘から廃棄までのライフサイクルCO2排出量が乗用車の1/26、資源利用量においては1/40と、地球にやさしい持続可能なモビリティです。製品ライフサイクルCO2排出量比較※数値は当社調べ原材料4,200107952111製造20,072749使用時253廃棄25,260970計(kg-CO2)1/401/26ヤマハ発動機グループCO2削減目標ヤマハ発動機グループ目標CO2排出インパクトSBTシナリオにおける自動車業界目標▲80%20100.150.200.301.002030202020402050▲50%Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 201873

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