YAMAHA INTEGRATED REPORT 2018
47/90

ヤマハ発動機は、現在および将来の市場・技術・社会環境等の動向を踏まえ、長期ビジョン「ART for Human Possibilities」および中長期成長戦略の中で持続的成長を促す成長領域を設定し、新たな価値創造を推進しています。このため、それを支える知的財産も、それぞれの成長領域に応じて、先進的な「資産」化に取り組んでいます。ヤマハ発動機の知財活動は、以上のようなグローバルかつ先進的な拡がりを持つ知的財産を「資産」として創造・保護・活用することを通じて、さまざまな国・地域における企業活動の展開や、中長期成長戦略に基づく新たな価値創造を支え、当社の持続的成長を促進しています。さらに、これらの知財活動を加速化するために、各国特許庁の出願審査促進活動への協力、各国税関・エンフォースメント機関との連携による模倣品摘発対応などの活動も、広く展開しています。当社は今後とも知的財産を「感動創造企業」を掲げる当社の持続的成長と新たな価値創造を支える重要な「資産」として位置付け、グローバルかつ先進的な拡がりをもって、知的財産の一層の創造・保護・活用とその価値向上を図ってまいります。成長領域ポートフォリオ同志との共創で拡げる技術の組合せで拡げる システムサプライヤー 電動化 シェアリング 農業 医療 自動運転継続的かつ着実な成長+Inorganicな成長新規技術既存技術既存市場新規市場ファンド・M&Aで拡げるInorganicな成長YMR-08農薬散布を効率化するドローンに関する発明NIKEN新ステアリング機構 “LMWアッカーマン・ジオメトリ”に関する発明船外機内蔵型電動ステアリングシステムに関する発明Public Personal Mobilityフリートコントロールに関する発明CELL HANDLERTM目的の細胞(塊)を高速・高精度に選択・移動する装置に関する発明次世代操船システム船舶を水上で自在に操ることができる制御に関する発明MWC-4新しい走行フィーリングを生み出す姿勢制御に関する発明MOTOROiD止まっても倒れない自立制御に関する発明MOTOBOT転倒を回避しながら最適化する制御に関する発明TRITOWN新しい走行フィーリングを生み出す車両機構に関する発明Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 201845

元のページ  ../index.html#47

このブックを見る