ノクへ濠安達修平5ー技術本部第1研究部材料研究課高橋尚久話題(V)」チタン材料編「材料技術における最近の000〔ひ=\圧〕厚珊Ol00020,00G5,000る。昧,、ている。 (工博)一 93一 ’80’81’82’83’84’85’86’87’88’89年図1 チタン合金の国内における市場価格の変化 チタン材料は,大きな比強度(強度/密度)とすぐれた耐食性のため,宇宙・航空機器はもとより,化学プラントや発電設備のような陸上施設にも欠かせない材料となっている。構造用材料としてのチタン合金は,1953年以来要求に応じてその種類も増え,現在では,代表的なものだけで約30を数えるに至っている。素材となるスポンジチタンの生産量は,世界的に見て漸増を続けているが,新規の需要開拓の方は,業界の思うようには進んでいないように見える。特に国内市場では,欧米に見られるような大きな航空機産業を欠如しているため,一般機器にその使途を見い出さねばならー ス用として,20数年前からすでにチタン合金の使用が試みられているが,量産モデルへの応用例ず,量的にも,価格的にも厳しい制約をかせられ 自動車やモーターサイクル部品への応用は,レは,きわめて少ない。しかしながら,汎用チタン合金の価格は,年々減少してきており(図1),高性能化に伴なって材料への要求が厳しくなりつつあることを考えると,市販モデルへの導入は,そう遠い日のことではないと思われる。 本稿では,チタン材料の基礎的な性質について概説したのち,最近の応用例のいくつかを紹介す1.はじめに
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