技報No.5 eBook | ヤマハ発動機
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)5一.一一③③⇒  欠肉0.2片側欠肉片側バリフローティングダイ②FD工法の特徴4.鍛造技術③厚 み ±0.3④平行度 0.3①外径精度 ±0.15 ±0.10②内径精度 土0.75⑤外径形状±0.10±0.20全周均一一 89一 (イ)工 程◎ θ従来 FD工法てしまう。精密打抜(1)精度……従来との比較図2 スラグ形状①切断材 ②据込み ③段付成形 ④孔明け  (ロ)フローティング・ダイ方式成形完了図4 従来のスラグ据込み成形開始成形途中図5 フローティング・ダイによる据込み表5 スラグ精度図3 新しいスラグエ程    下降       eeuai1.5%,直角度1.5%)しかし,鍛造前素材の加工方法としては,最も歩留まりが良く(100%)生産性も高い(60ヶ/分)為この素材を使用している。 この様な切断材を固定された金型の中心に合わせる事は,至難の技であり,従来の鍛造方案では図4に示す如く極めて対称性を損ねた形状になっ 図5に示す様に,フローティング・ダイ方式では,切断材を型の中心に合せる必要がない。加圧された材料は,塑性変形を始めプレスの下降とともに径が増大してゆき,フローティング・ダイと接触し,移動することによって加工圧力のバランスを維持しながら成形は完了する。この様にして得られた鍛造品は,外径の精度及び対称性が良く,且つ平行度の高いものとなる。  内精密打抜 精密な孔明けをするには,ポンチとダイのクリアランスを小さくし,2次破断を出さない様にしながら勇断面を大きくする事が必要である。この方案での注意点は,ワークにかかる荷重が大きく,ワークが変形する事とポンチ負荷が大となり,ポンチが破損する恐れがあるという事である。 4−1 FD工法(フローティング・ダイエ法) タイプ3一貫ラインで開発した,高精度スラグを作る工法を「FD工法」とした。 この工程で精密スラグを製造する為のポイントとして②の据込み工程でフローティング・ダイ方式を採用した事と④の工程で精密打抜きをする為の型方案を採用した事があげられる。 以下この2方案についてその特徴を説明する。 切断された材料の切断面は,破断面そのもので平行度,平担度は,非常に悪い。 (平行度:1〜3%平担度:1〜1.5%)又勇断の際に大きな力が材料にかかる為(50〜60kg/Mm2)材料が押しつぶされ真円度,直角度も非常に悪くなる。 (真円度

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