技報No.5 eBook | ヤマハ発動機
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.12345678↑↑↑↑↑Fu FF スタンダードロ                                           び 2−1 実験の方法では,シリンダ近傍で録音された8種類のモー 2−2 解析方法 まず,被験者kの評定データを行列Dkとして2.聴感の解析L_一一i型□≡Z_._j試供音 tトー・・一柿一・・一→全く異なる中間全く同じ一 52一仕  様F スタンダードF ピストン隙間大M スタンダードF 異音対策AF↑ B↑ C↑ D■番号エンジンの種類2サイクル単気筒96cc↑4サイクル単気筒499ccF ファイアリング、M:モータリング (エンジン回転速度は1300r.p.m.)    表2 供試音一覧価尺度は「全く同じ」(0)から, 「全く異なる」とにより,各被験者の評定能力を調査した(式1)。運転図1 聴感実験の方法と装置「五::’一一緬香一’一「ρレベルは適当な範囲に収まるよう調整した。この八つの音から,組合せの繰返しや,同じ音同士の組合せを含む64対の組合せがつくられ,テープに編集録音された。この64対の音の提示順序はランダムで,対番号を告げるアナウンスの後,提示されるようにした。各音の提示時間は5秒間で,対の間隔は1秒間である。 聴感実験はヘッドホンによるモノラル両耳聴で行われ,再生レベルは全供試音の平均値がほぼ80dB(A)になるよう調整された。被験者は供試音を聞き,各対毎に音の非類似度を判定した。その評(6)までの7段階とした。 被験者の総数は34名で,その内訳は実験部門の男性が22名,生産部門の男性が7名,事務部門の男性が3名,女性が2名である。年齢は20歳から42歳までの範囲に分布する。表わすことにする・ここ℃ その要素dijkは供試音iとjの対に対する非類似度の評定結果を示す。 図2は解析の手順を示したものである。最初に,非類似度行列の対称性と対角要素の値を調べるこもし被験老が完全な評定をしていれば,この行列は対称で対角要素が0になるはずであるが,実際には評定上の誤差があるため必ずしもそうはなら表1のようにいくつものエンジン音評価手法が開発されている。しかし,表を見てわかるようにそれらの内容はまちまちであり,統一された手法はないといってよい。この原因は対象となる音が異なることもあるが,評価因子の抽出方法の違いによるところが大きいと思われる。この種の研究においては,人間の感覚を構成する因子を如何にして抽出するかがポイントとなるからである。 本研究では,モーターサイクルのエンジン音を対象に,人間の聴感を多次元尺度構成法を用いて解析し,主要な評価因子の抽出を行った。さらに,これらの因子と物理量の関係を調べ,聴感を物理量で表わす評価モデルを作成した。このモデルに基づいてエンジン異音評価計を製作し,エンジン音の評価に用いたところ,聴感評価とよく一致する結果が得られたので報告する。 聴感実験の方法と装置を図1に示す。この実験ターサイクルのエンジン音が,供試音として用いられた。その内訳を表2に示す。尚,各音の録音1薗忽囚(抄1」竺.」竺二:三竺二d

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