技報No.5 eBook | ヤマハ発動機
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 3−4−3 室内機すと,一 37一(・温水=エンジン冷却水)  モード制御(冷房,暖房,除湿,送風)く思います。振接続し,取管,配線類を結合し一本化されます。レッサー,排ガス熱交,セルモータを架装する),え得る特性を持たせました。○ヒートポンプユニット 上部に空気熱交換器(エンジン用ラジエータを含む)下部にシステムコントローラー,ガス供給                *系,左側に冷凍サイクル用部品,温水用部品,各種配管,リザーバータンク,端子台等を配してい                    オます。配管類の取出はユニット左側です。温水系のエア抜は回路中のエアセパレーターと,エア抜専用運転モードにより自動的に行われます。 天井吊型,天井カセット型,床置型と三種類基準備しました。夫々冷媒コイルと温水コイルを有する為,暖房時の吹出温度が高く保たれる特長の他,前述の如く,本格除湿,除霜時の温水暖房等が可能です。又天井吊型においては吹出ルーバーの風向調整に,形状記憶合金を用い,吹出温度に応じた風向調整を自動的に行います。例えば暖房時,立上りは水平吹出,温風が吹出すと自動的に下向とすることができ,冷風感の防止に効果があります。 図12にシステムブロック図を示します。 システムコントローラーの主な機能を列記しま  システムの起動  室内温度制御  室内風量制御  除霜制御  過負荷制御  再起動制御  異常検出,表示等です。制御の一例として冷房モード及び,暖房モードのタイムチャートを図13に示します。また異常表示の例は仕様表に記してあります。 コントローラーの要旨は,エアコンの制御に,エンジン制御が加わり,夫々の特質を考慮したコントロールを行う必要がある事です。その詳細は既述の部分にも増して彪大であり,別稿に譲りたパワーユニットは冷凍サイクルの駆動を行います。両ユニットは夫々サブアッセンブリされた後,防2ユニット構成としたのは,分離搬入設置構想があった故で,同構想は現在,設置現場におけるアッセンブリの完成検査,保証等懸案事項があり,音対策を進める上で,上下ニットを切離した形で夫々固有の音対策が可能であった点でもこの方式,は正解でありました。これにより音,振動対策のポイントが明確になり,将来一体タイプのものを試みる時にも迷うことが無いように思います。○パワーユニット(図11参照) ユニット内の配置は,中央にエンジン(コンプ右上に吸気サイレンサー兼エアクリーナー,右下に排気サイレンサー,左下奥に冷却水ポンプ,左上に振動吸収管並に配管取出口,上部に換気ファン並に排出側換気消音ダクト,下部に吸込側換気消音ダクトを配しています。それらを囲む防音パネルは,下部は上述の換気消音ダクトを中間に有する複板,側面は吸音材,制振材を貼付した単板,上部はフレームー体の天板とさらに一枚遮音板を設け,中間に吸音材を介装しています。夫々の部材は,原音に対し十分な吸音,遮音特性を有します。その遮音性能を生かす為に,音の漏れ出る隙間を徹底して管理する事により,パワーユニットの音は十分低下できました。(本パワーユニットの騒音低減効果は約27(Bという優れたものです)また,ユニット内のエンジンによる熱気を逃がす換気孔(前述)も,消音ダクトを介する事により有害な騒音の洩れなく設ける事ができました。ユニット内の温度分布を調整し,熱に弱い電装品の位置を決定してあります。防振の点では前述の重心マウントの他,始動時の大振巾を抑え,かつその反力が音として出る事を防ぐ為,エアーダンパーをストッパーとして用いました。冷媒用振動吸収管にはエンジン振動,特に発停時の大振巾に十分耐未実施となっています。また,GHPの振動,騒 3−4−4 システムコントローラー

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