技報No.5 eBook | ヤマハ発動機
28/120

〔冷ぷ卿彪警.ざ液舛酬“、4.配置と構造る。高速エッヂングターン時の船底水面高速スピンターン時の船底水面図9 旋回時の船底水面と亘心位置の関係写真3 プロトタイプの試運転風景(筆者)   スピンターンをさせながら逆ハンを切り旋回径   を縮める。一 24一ー ツとしての運動性能を持合わせた乗物である。写真4 配置と構造 直線航走から旋回に移りはじめると,船底水圧の高い部分が,ストライプ部を乗り超えて,チャイン部へ移行し,船底水面の分布は非対象となって更に旋回しやすくなる。この場合,右エッヂングターンでは体を右後方に大きく移動して,チャイン部を水中に押込めるようにし,抵抗を増大させ,ノズルを切ることにより安定した旋回が出来 これは図のように,操縦者が後方に下がった重心位置から,ノズルデフレクターの距離が小さくなる為,旋回モーメントが小さくなるからである。 これとは対象的に高速スピンターンでは体重を若干前方に出し,かつチャイン部が水中に大きく没しない程度に傾斜させ,ノズルデフレクター操作すると,意識的にスピンターンをすることができる。これはエッヂングターンとは逆に重心とノズルデフレクターとの距離が大きくなるために起きる。ウォータービークルはこうしたマリンスポ ウォータービークルは,セールボートやパワーボートのような居住空間や,行動空間がなく,密閉された船体内にジェット推進機関と機能部品が配置され,その上部で操縦するものである。したがってボートとしては,特殊な構造形態であるがボートとして必要な換気設備,燃料設備,排気設備,排水設備等は同じように完備している。これらの設備は次のとおりである。

元のページ  ../index.html#28

このブックを見る