図6−24介する。一 18一になれば幸いである。り,現在は全ての機種がこの構造をとっている。 スライドレールサスペンションは,凹凸の激しい路面でも確実なトラクションが得られ,乗心地も従来と比べ格段に進歩した。しかし,レールの摺動部にどの様な材料を用いるかが,重大な課題であった。低温時の耐衝撃性が良く,摩擦係数が小さい起高分子量ポリエチレンが使われた。雪上ではすぐれた特性を持っているが,氷上走行の様に摺動部が水で潤滑されない場合に,短距離で溶けてしまう欠点も持っていた。この欠点を補う為にサスペンションホイルが使われ,ようやく現在のサスペンションの基本形態が出来上がった。このホイルは,スライドレールをトラックベルトより浮かせて,連続的な摺動状態を断続的なものに変え,冷却をうながす効果を持っている。 図6−24に,最近のサスペンションの構造を紹 スノーモビル開発の20年間を,紙面の都合もあって,かけ足で紹介した。従って,現在の技術課題や,今後の商品開発の方向性について,今回は触れる事が出来ず,次回の機会に譲る事とした。通り一遍の技術紹介ではあるが,本稿がスノーモビル技術の理解と,他商品の開発に少しでも参考 最後に,本稿の編集に際し,これまでのスノーモビル技術の歩みを顧みて,今の技術水準を一歩進める新世代商品の必要性を痛感する次第である。7.おわりに
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