技報No.5 eBook | ヤマハ発動機
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ー1凋““,“1°V上1’旦「【11〕…}F一ー一▲                                nIUIで . 6−1−l Vベルト無段変速機図6−2図6−3図6−4トルクカム一 14一L−§1 スノーモビルは全て,無段変速機を備えている。’74からトルクコンバータを搭載した機種が生産されたことはあるが,現在は生産されていない。雪上を走行する時は,走行抵抗が大きく,歯車式多段変速機を採用すると,変速操作を行なっているうちに車速が落ちてしまい,滑らかに走行できないからである。又,一;上走行路は非常に突起が多く,走行中に変速の為,手をハンドルから離すことが容易でないということもあり,無段変速機を備え,運転を容易に行なえるようにしている。変速機である。1次側はカムを兼ねた遠心錘が,回転数に応じたベルト推力を発生する。2次側は,路面負荷を検知し,負荷に応じたベルト推力を発生させる為のトルクカムを備えている。又,1次側のベルトはエンジンがアイドリングの状態では動力を伝達せず,回転数が高くなりベルト推力が増える事により動力を伝達する機構となっている。その為,ベルト変速機をクラッチと表現する場合もある。 ’75〜76年代に入り,市場が活発になるのに伴ない,車両の高性能化が始まり,変速機も変わった。高性能化を実現している。 1つは,遠心錘であり,錘とカムの役割りを両方備えており,E/Gの要求特性に合わせた複雑な角度も図6−−5の様に2段角とし,ベルト推力の調整を容易にしている,もう一つは2次側の固定方法であり,ベルト推力の増加による軸間力の増加を図6 一一1の様に2点支持にすることで対応している。 車両の高性能化に伴ない変速機の応答性に対する要求が高くなり,応答性の改良と信頼性の向上4の組み合せが,現在の主流となっている。 図6−2,図6−3は,最初に開発された810型図6−1に示す8A7型は2つの改良点により,ベルト推力を実現できる。図6−1さらにシープを計り現在に到っている。次に示す8VOと8K

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