5−4−1 主な雪害ウが生かされている。 図5−10一一 1列として,EX57010に示す。 風はシュラウド形状に添って外側に 流れ,運転席に流れ込まない。を中心に説明する。スを挙げる。となる。 (1)1東結防止 る。一 12一(1)キャブレターの不具合を引き起す。(2)機能部品の凍結ものである。(3)Vベルト変速機への付着(4)灯火類への付着例を紹介する。式ウインドシールドを示す。 特に,ハンドルー体式ウインドシールドは従来モデルに比べ前面投影面積が減少し,風洞実験で得られた低い空気抵抗と合わせて空力特性の改善に寄与した。又,ヘッドライトがハンドルにマウントされた結果,曲がる方向を照らすことになり夜間の林間走行等も楽に行える様になった。 防風,防雪性能に関しては,−30℃以下の極寒時での走行も頻繁に行われるスノーモビルの場合,特に風防まわりの形状が重要なものとなる。ここにも空力特性改善の過程で得られた数々のノウハのシュラウドまわりの形状とライダー側に風を流さない為の工夫の一端を図5− さて次に,スノーモビルの車体設計のうちで最も難しい部分である「冷却」と「雪害防止,騒音低減」について説明する。エンジンルーム内を冷却する為には,シュラウド等に開口部を設け外気を導入する必要が有るが,外気と共に雪も浸入し凍結等の不具合の原因となる。又,開口部は騒音低減の面でも問題となり,これらの相反する要件をいかに成立させるかが,重要な技術課題となっ項で触れられているので,ここでは雪害防止技術 スノーモビルは,雪との闘いを抜きに語れない。雪害にも様々なものが有り,以下に代表的なケー 吸気サイレンサを通ってキャブレター内に入った雪がキャブ内に堆積もしくは氷結し,エンジン性能低下やスロットルバルブの凍結固着等 スロットルワイヤ,ブレーキワイヤ等のコントロールケーブル類に付着した雪が,溶けて内部に浸入し凍結する。又は,ステアリングリンク系等の凍結等,いずれも安全な走行を防げる 変速機シープ又はVベルトには着した雪に依り,ベルトがスリップし著しい場合は走行不能 ヘッドライト,テールライト等に雪が付き,配向を防げたり,被視認性を低下させる。 上記の外にも様々な雪害が有り,これを克服する事も重要な課題である。以下にスノーモビルの車体まわりに採用されている雪害防止技術の具体 車体各部への雪入りを完全に遮断することは まず不可能である為,重要機能部品に関しては 凍結対策が施されている。凍結防ll策としては 金属同志の摺動部を無くす事が最も重要であり 耐寒グリスの使用,金属から樹脂への置換が積 極的に行われている。代表例として図5−11に スロットルワイヤーの構造を示す。インナーワ イヤーにはテフロンコーティング,又は耐寒グ リスを含浸させ凍結しにくい構造としている。 又,ケーブルエンドには樹脂カバーを被せキャ ブレタアームとの金属同志の接触を防止してい 5−4−| 雪害防止技術の具体例ヘッドライト,図5−9にPZ480のハンドルー体ている。冷却方式については,4−1 冷却系の 5−4 雪害防止技術の変遷
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