技報No.5 eBook | ヤマハ発動機
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3.工場設計のコンセプト2.磐田第5工場建設の目的と狙い晃磐田第5工場製造技術課塩沢s.−kが要求されたのである。写真1 磐田第5工場全景 (人を活かし,人にやさしい工場です。)一 105一 当社,製造事業部の戦略である〈高付加価値工場〉構想の一環として建設された磐田第5工場は,生産拠点が国際化していく中で,国内工場の位置づけを明確にし,国際競争力のある工場作りを目指しており,全世界のヤマハ工場群へのエンジン供給基地としての使命を受け昭和62年5月より本格稼動を開始した。今回は世界一のエンジン組立工場を目指す,当社の最新鋭工場の紹介をしたい。 第5工場建設の目的は国際競争力のあるエンジン作りであるが,これはただ単に本社工場,浜北工場,掛川に分散しているエンジン組立の集約による合理化だけでなく,複数の狙いを持っている。それは円高やアジアNICSに対する防衛のみではなく,製造事業部の持てる力の全てを結集して可能性へ賭けた挑戦である。生産技術と生産管理,二L場の持つハード・ソフト技術,それにマネージメントまで含めたヤマハの総合力を世に問う場であり,ヤマハの物の作り方や製造の体質を根底から一新する壮大な構想の一実験プラントなのである。 我々,計画部門には一貫生産化による物流効率の追求と,徹底した合理化案による生産の流れの革新と,そこに働く人間を変革する為の組織設計 ヤマハらしい工場を作ろう。それが,我々タスクチーム全員の願望であった。社長方針である,人を大切にするという人間性尊重の精神をべ一スに,若々しく,常に新しいものがクリエイトされているヤマハらしいイメージを具現化した工場を設計しよう,と3つのコンセプトが作られた。1)人間性尊重の誇れるヤマハ。 (明日の技術を見ることができる工場です。)3)高付加価値の誇れるヤマハ。 (お客様に喜ばれ,信頼されるエンジンを作る2)先進FAの誇れるヤマハ。1.はじめに世界一のエンジン組立工場を目指す磐田第5工場の紹介

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