技報No.4 eBook | ヤマハ発動機
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 3−3−4 全体制御4.ヤマハのFMSの今後ない。写真1 ベッドとコラム却を施した。に取組んでいく。ラインで工場を構成し,総量さえ越えなければ,必要なものを,必要なとき,必要なだけ,安いコストで造れるFA工場を実現することにある。このレベルを実現するには,まだまだ多くの問題や課題があり,それらを解決していかなくてはなら この一年は,さらに柔軟性を増すことをめざすと共に,ライン全体としての混合生産の確立と,500時間/月の稼動を実現していきたい。具体的には,三次元穴加工機やインライン圧人機を開発すること,圧検機のサイクルタイム内r働段取り,昼体みと休憩時間の自動運転,それにロボット導入等による直接作業者の1人/直化の実現を中心 生産管理やライン監視等コンピュータによる全体制御や,自動補正のできるインライン計測の導めに将来必ず必要になる。これらについては当面技術面での基礎的な追求をしていく。ン停止期間短縮や,開発のリードタイム」2にさら産準備業務実現に取り組んでいく。日が浅く,設備の基本的なつくり込みが残っている。一方,FMSの効率化を引き出す製品設計,刃具の標準化等,技術部にお願いし一緒に取り組んで頂きたいことも山積みしている。 ヤマハらしい高品質で独創的な商品を生産する工場,ロマンのある工場にしたいと願っている。このシステムを成功させるため,各部門の協力をお願いする次第である。                   以上する為,極力熱対象構造とし,スピンドルには冷 結果的には,軸間精度±0.02に対しCpkで1.2程度と従来よりかなり改善してきた。また形状精対し工程能力はある。しかし動剛性の点で改善すべき所が残っており,今後構造解析を導入し対策の手を効果的にうっていく。 ラインの情報収集をして管理の工数低減をはかり,将来の無人化を達成する為には,コンピュータを活用し,生産計画やそれに伴う情報の管理,故障の監視等をコントV一ルしていく必要がある。この全体制御は現在のところ実現していない。現状では人か管理するシステムであり,ライン停止時どんな状態にあるのか人がみて直ちにわかる表示装置の導入ができているレベルである。ラインが複数化した時,この全体制御は効果を発揮するはずであるが,現時点では採算が合わない。 我々のめざすところは,1個流しのもとで数機種を段取り無しで同時に生産(混合生産)ができること。そして,ファミリー内においてはライン一 7一度もワークの特性を除外すれば,真円度5μmに間で機種のやりとりが可能な,そういったFMS入は,FMSラインの増加とさらなる合理化のた また、生産準備においては,CADとコンピュー タの活用により,工程設計の合理化と標準化を推進していく。そして,新機種立.Lげの際のライに貢献できるよう,FMS導入を機に質の高い生 当社のFMSは,開発のスタートを切ってまだ5.おわりに

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