技報No.3 eBook | ヤマハ発動機
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111                 C        DFe, Si等を多量添加した合金では,300℃で100hrイシリコン材(A 390,合金)を優に上回る特性を有する。又,同一組成で製造した溶解鋳造材に比し,組織が均一かつ緻密な為,耐食性,耐応力腐食割れ性も向上しているといわれている。 加工特性も,耐熱強度が高いだけ, 従来のAe 実用例としては,耐摩耗性が評価され,コンプレッサーのべ一ンに使用されているが,本格的展開は,これからといえる。コスト予想としては,部品への応用が着手されている。 古くは,土塀の竹格子,コンクリートの中の鉄筋の様に,異種物質を加えて強化する材料を複合材料材と総称し,基材が金属の時,金属系複合材料哩etal也atrix gomposite, MMC)と呼ぶ。MMCの中に,粒子分散型と,繊維強化型があり,缶封入1l    l真空ホットプレスピストンピン缶封入1缶封入1A        Bl    lピストンコンロッドロッカーアームりテーナー 難ξ㌫畿表面処理)・社パルブスプリングバルブl   l粉 末冷間圧縮冷間圧縮真空脱気真空脱気脱  缶P/Mビレット1押出・鍛造・厚板・薄板図25 アルミニウム粉末の成形固化の工程真空脱気真空脱気熱問静水圧プレス1熱間押出脱  缶1脱  缶適  用  新  材  料①FRM(耐摩リンク)(T社)②耐熱Mg合金+特殊耐熱コーティング +高圧凝固(N社)③Mg合金 M社④ニッケル発泡体鋳込るみピストン M社①GFRP+CFRP(表層)十セラミックパッド, Sl Si3H4, ZrO2 (N社)チタン合金 N社に添加できる元素は,Cu, Mg, Zn, Si等に限定され,Fe, Mn, Cr, Ni等は,有害元素であった。所Fe, Cr,は12wt/o/o, Siは,30wt%まで固溶度が拡大するのである。          {ig) 製造法を図25に示す。急冷凝固で製造した粉末表4 カタログにみる各社の新素材と部品①FRM(アルミ基材+アルミナ長繊維)(N社)②FRM(?)M社①耐熱高力Al合金 急冷凝固A}焼結合金 S’Cウィスカー強化複合材料(N社)②アルミナ系繊維強化複合材料(Al基材)T社③FRM(?)M社④ステンレス繊維強化複合材料 H社チタン合金,超清浄シルクロ鍋 N社一 80一保持後,約20〜30kg/mm・あり,耐摩耗性も従来のハかに良い。2000円/kgを切ると思われる。 (2)金属系複合材料  oホットフレス部品名固法が,発展し,新材料開発に偉力を発する様になってきた。A2を例にとると,溶解鋳造法で多量が,103℃/sec以上の冷却速度で溶解金属を冷する急冷凝固法では,これらの元素は,多量に固溶するか,微細な金属間化合物として晶出する為,従来にない優れた特性をもつ新合金が得られる。を缶の中に入れて,脱気し熱間押出時に,せん断によって表面酸化膜を破壊し,内部のA尼粉末どうしを,焼結してしまうDが最もよく用いられる。この工程は,SAPの例にみる様に,特性安定に必要とされ,一般の鉄系焼結合金と異なる点でもある。従って,できあがった素材は,ガス量が極めて少ないAe展伸材と同等の品質を保有する。 得られる得性は,合金添加量によって異なるが,            ’6熱膨張系数は,15〜19×10/℃,ヤング率は、10000前後,引張強度が50〜60kg/mmであるが,特に優れているのは,耐熱強度と耐摩耗性である。例えば,材よりは劣るが,次に述べるFRMよりは,はる 輸送機器においても,4−1において記載した

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