技報No.3 eBook | ヤマハ発動機
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ロの1.1 鋼    板 プレス溶接1.8 鋼    板 プレス溶接2.622.905.30A6061 FD−T6A6061 FD−T6AC4C−T6AC4C−T5A5082P−0AC4C−T6ADCIO表2 ニューRX−7足回り部晶のN化ダイカスト熱   鍛熱   鍛溶   鍛 2.25 球状黒鉛鋳鉄溶   鍛溶   鍛プレス成型製造法 重量 従 来 材重力鋳造 従来述べてきた材料は,主に構造用材料であり,その機械的性質を利用している。これに対し,材料固有の機械的性質以外の特性を利用する材料が最近現われ始めた。これらを総称して,構造用材料と対比して,機能材料と称している。センサー材料とか,ある分子のみ透過する材料等が含まれる。このひとつに,最近新聞等でもポピュラーになった“形状記憶合金”がある。これは金属の相変態と呼ばれる現象を利用し,ある温度以上になると,記憶させておいた形状になり,ある温度以下になると元の形状に戻る特性を有している。従来この種の材料に,熱膨張係数の異なる材料を張りあわせたバイメタルがあるが,発生する力が弱く,せいぜいスイッチのオン・オフ機能程度であった。これに対し,形状記憶合金は,発生する力が強い為,温度検知機能と作動機能の2つを有する利点がある。ここに着眼して様々な応用が自動車でも行なわれ始めたので,今後の参考の為,紙 図15に,新型ターセル,カローラII等に装着され                  (lのた“アウターベントコントロールバルブ” を示メタル+電磁バルブで構成されているが,この部分を形状記憶合金を用いてひとつの部品にまとめたという。従来システムの応答性,作動精度を向部    品    名フロントホイールハプトーコントロールハブプレーキペタルフロントプレーキダストカバーエンジンマウントプラケットクラッチペダル球状黒鉛鋳鉄鋼    板 プレス成型面をさいてみた。フロントA型アームフロントディスクブレーキキャンパー AC4C−T6表を示す。(c)その他のA£化動向              ⑮ ①ボンネット(ニューRX−7)  0.2mmtのA£板間にO.6mmtの樹脂をサンドイッ   一重 量一 72一Al  材製造法               aeのコストアップに抑えているという。表2に一覧 鍛造材として,鍛造性が良いとは云えないA6061を選んだのは,耐食性が良い為,アルマイト等の表面処理がなくとも良く,かつ,GMによって,実績があった為と思われる。又,重要保安部品でもあり,品質を優先して鍛造品を採用しているが将来,必ずや溶鍛,鋳造品へと向かうと推測する。キャリパー,パブ等は,形状からみて鍛造には不向きであり,溶鍛を採用したが,これも二輪車において,そうであったように早晩,鋳造品に変更するように思われる。即ち,図8で示した同一系材料内でのコストダウンが行なわれる第3ステージの軽量化段階に入ると予測される。  強度30kg/mml伸び30%のA2板使用                   (9)②A2焼結合金サイレンサー(セドリック他)  多孔質Ae焼結合金を用い,排気後方の気流騒  音を抑制                   {8 ③Aeラミネート・サンシェード(クラウン)  チしたラミネート材を使用し30%の軽量化,  操作力の低減を図った。 2−3 機能材料の応用す。写真2に従来システムを示している。バイ

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