技報No.3 eBook | ヤマハ発動機
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 2−1  HLU法2.FRP成形法の説明 2−3 CP法 ガラス繊維をあらかじめセットした型に,触媒                      tマリン事業部舟艇技術部・生産技術課渡辺正晃1F−一一一}一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一nv−一一一n                                             l』______________________________________』(ハンドレイアップ)法,スプレーアップ法,C量,形状等の必要性に応じて,成形法を選択して 例えば,ゴルフカー,スノーモービルをはじめ また,マリン事業部のボート,プール等のFRP部品は,生産数量から言えばそれ程多くなく,またはスプレーアップ法が用いられる。プレーアップ法で成形するには生産数量が多い商品が増加する傾向にあり,しかもこの中間を埋める成形技術がなかったため,その開発が急がれて 今回,その成形技術を確立したので報告する。用例が多い。一 59一ー ルディングコンパウンド)法等がある。 各工法ともそれぞれ利点,欠点があり,生産数いる。いた。 表1に主な各工法の特徴をまとめたが,主な成形法については,以下に簡単に説明をする。 常温,無圧で硬化する不飽和ポリエステル樹脂のもつ特色をフルに生かし,ハケ、ヘラ,ローラなどの簡単な器具を用いて,型の上にガラス繊維に樹脂を含浸させながら順次必要な厚さまで積み重ねた後,硬化させる方法である。 特に,大型で複雑なものを少量生産する場合に,型が安いという長所が最大限に発揮され,この適 型の上にスプレーガンを用いて樹脂とガラス繊維を同時に吹きつけて積層する成形をいう。型上に吹きつけられた積層品はローラで表面をならして脱泡し,通常室温で硬化させる。練を必要とし,ボート,バスタブ,浄化槽のような大型成形品の量産に適した方法である。を混合した樹脂を注型し,型をクランプして硬化 不飽和ポリエステル樹脂を用いたFRP(ガラス繊維強化プラスチックス)成形法には,HLUP(コールドプレス)法,RTM(レジントランスファモールディング)法,SMC(シートモールディングコンパウンド)法,BMC(バルクモとする特機事業部の商品のFRP部品は,生産数量も多く,主としてSMC法で成形されている。しかも一部品がかなり大きくなるので,HLU法 近年新商品の中には,従来のSMC法で成形するには生産数量が少なく,またHLU法またはス 2−2 スプレーアップ法 HLU法にくらべて能率は上がるか,操作に熟1.はじめにnew−RTM法の紹介

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