(吸気絞り無し)(工夫必要) \ /超稀薄燃焼圧縮行程前半筒内噴射 “火が着き易い”とは,着火エネルギーが小さく, 可燃範囲が広いことをここでは意味する。(1)逆火、(2)過早着火,(3>体積効率が低くなることた。それをやっと克服しても(2)番,(3)番の問題が待図2 水素燃料の欠点を別の視点で見るガスの特性は,逆火(1)の原因となっており,非常気過剰率λ・=5でも十分運転可能であった。という不利な点は,図3(4)に示すとおりである。グの一例を図4に示す。) C6}図1 地球エンジンの燃料は太陽光一 37一大限度であることを暗示しております。 (但し,あると考えられます。3.水素ガスの特性とその利用(問題と対策) h [1o}といっアイデアである。 (そのバルブタイミン果,それをエンジンに使用すると,不具合として,による出力不足を生じる。特に“逆火”は歴史的な問題であり,その解決に多くの努力が費やされちかまえている。これらの不具合は当然,水素ガスの特性に起因するものであるが,その利用も可能であり,その関係を図2に示す。 火が着き易い①,燃焼速度が速い②という水素に好ましからざる特性ではあるが,視点を変えて見ると,逆に非常に好ましい特性,つまり稀薄燃焼,しかも吸気絞り弁を無くしても良い程の稀薄燃焼の可能性を示唆していると見ることもできる。事実,今回のエンジンでは予混合併用ながら,空 次の水素ガスが軽くて④,体積効率が低くなるこの点は機構的に改善しなくてはならない。それが今回の“圧縮行程前半の筒内噴射”というアイデアである。これは図3(5)に示す如く空気をまず先に気筒一杯に満たし,その後,圧縮行程に入った所で,それに上乗せして水素ガスを充填しよう この点に関しては,このアイデアを具体化するために,更に,もう一つのアイデアが必要である。光しかなく,しかもそれが使えるエネルギーの最現実問題としては原子力あるいは核融合のエネルギーが現時点では一番あてにされている) 図1に示すようなグローバルなエネルギーの考え方で,現在の石油等の化石燃料資源の消費を考えますと,ジェレミー・リフキンの言うところの過去数億年の間に“地下に蓄積された太陽”の消費という考え方が理解できます㌘その“地下の太陽”を使い尽せば,地球上にエネルギーの貯えは無くなり,時々刻々に降りそそぐ太陽光しか利用しえなくなることを暗示しています。過去数億年かかったエネルギーの貯えの大部分を,産業革命以降の数百年で使い尽さんばかりのエネルギー消費の勢いは,子孫の繁栄を考えるならば,もっと節約の方向に向うべきで,省エネルギーが叫ばれ,熱効率の高いエンジンが求められる由縁であります。当然,水素燃料エンジンにもそれが期待され,それを実現する所に,このプロジェクトの意味が 内燃機関と関連して,水素ガスの主な特性を4つ上げると,①火がつき易い,②燃焼速度が速い,③燃焼温度が高い,④軽い,ことである。この結 (: )一
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