’畿 6−4 ホイール TZRのホイールは,スポーク部を中空とする スポークの断面形状は,NACAの焔0024といには役立っている。(図B−7,B−8)図B−5図B−6 車両全体の重量軽減もさる事ながら,ホイールの軽量化は,バネ下重量の軽減という面で大きな意味を持っている。サスセッティング,操安性の自由度を大きくする為には,バネ下重量は軽ければ軽い程良いと言える。特に,車両全体が軽いもの程,バネ下重量の軽量化,サスの作動性向上(フリクションロスの低減)は,重要であり気をつけないと,開発の最後でサスセッティングに苦労す事に依り,軽量化と強度の両立を図っている。これも,市販車としては初の試みであり,中子の押さえ方,肉厚管理等は苦労した点である。う対称翼の厚みを増したものであり,実際の整流効果・空気低抗は別にして,外観イメージの向上口・る事になる。一 29一 軽量化の為に,リヤアームもアルミ材の使用が前提であった。レースでも通用する様な基本剛性を持たせるという車両の目標に沿わせると,リヤァームサイズも750cc並のものが欲しくなって来る。又,ピボット軸とタイヤの間に,充分な隙間を確保して,リヤクッションとリヤアームの補強メンバーを無理なく配置できた事も,リヤアームの剛性アップに大きく役立っている。(図B−4) リヤサスペンションの,リンク部で特に作動性に影響の大きい部分にはニードルベアリングを採用し,作動の円滑化を図っている。 これも,剛性確保の為に750cc並のφ39mm大径インナーチューブを採用している。(図B−4)減衰期荷重をスクリュで無段階に調整できる等,サーキットで好みのサスセッティングを出し易い様配慮してある。(図B−6) 6−2 リヤアーム,リヤサスペンション 6−3 フロントフォーク力特性はTZと同じ比例型であり,又 ばねの初
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