技報No.3 eBook | ヤマハ発動機
27/97

ッフの間では,通称「YOLS」−YAMAHA・ウォータポンプウォータポンプサーモスタットバイパス孔    クランク   シリンダボディサーモスタット全開時サーモスタット全閉時    クランクカパー一 23一ト液交換時,若干難がある。図E−1 TZR250冷却システムー に,ポンプワイヤを連動させた,新機構を持つワイヤシリンダを開発しました。(当時,開発スタ ウォーターポンプのインペラーはYZ125と共用とし,クランクからの減速比もRZと同じとし、新作部品点数の削減を計った。 ラジエターは,目標性能を考慮し,350ccも共通使用しているRZと同じコアサイズとし,コストダウンを計る為,従来のコンダクションタイプをやめ,注入キャップはタンク直付(図E−1参照〉とした。また,樹脂製のラジエターカバーを廃止し,コア部保護の目的で,エキスパンドメタルを使ったプロテクターとした。 ホース類の取り廻しであるが,図E−1の通り,非常に簡素になり,締付けバンドも1種類のみで整備性の良いものとたっている。 水冷廻りは,開発段階での目立ったトラブルは無かったが,レイアウト上,リカバリータンクがラジエターキャップより上部にある為,クーラン 2サイクルの最大の欠点である,マフラのオイルダレ,白煙の対策として,結果的にも,オイル これに依れば,オイルポンプのストロークが,スロットル開度とエンジン回転数の両方で制御で吐出量を設定しても,低回転域では,薄くできるので,従来の様に,過剰なオイルを送ってしまっ事は解消されました。また,以上の定常域のみだけで無く,スロットルワークの急開閉時にも威力を発揮します。つまり,スロットルを急開した場合には,回転数が上昇して,はじめてオイル吐出量が増えるので,無駄なオイルが出ません。逆に高回転域から急閉した場合にも,回転数が落ちるまでは,適度なオイルが吐出されます。最終段階での,オイル消費測定では,2500〜3000km/尼と従来の2.5〜3倍の経済性を達成できました。 4−3 リュープリケーション廻り 4−3−1 オートルーブポンプ消費削減に継がる,YPVS駆動用サーボモータOIL・LINK・SYSTEM一と呼んでいました。)きるので,YPVSの作動する高回転域にあわせ

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る