9.あとがき二極化が一層進むものと思われます。SRXやS一 18一のも事実です。高性能化が規制される方向にあります。又,高性能化は大幅なコスト上昇を招いて価格が上昇し,最近の円高と保険料のアップもあって,ユーザーが大型車を買えないというところ迄来てしまった 従って,これからも技術革新は無限に続くでしょっが,過去の経験から言って,社会的に,そしてユーザーに認められないものは残りません。本当にコストパフォーマンスにすぐれた原理原則に沿った技術が増々必要になるでしょう。 今後の方向性としては,一方では国内市場に代表される超スーパースポーツの世界と,他方,もっと気楽に乗れて,しかも安いバイクの世界とのRに見られるように,テイストの世界もより深く,より広がりを見せていくでしょう。又,生活の余裕,遊びの増大からもニーズは多様化し,ハードないわゆる軽薄短小のハイテクよりもむしろ,最近話題になっている美感遊創のハイタッチの方向へ進むのではないかと思われます。 本稿は,機械学会の社内見学会の際,講演した内容をまとめたものです。二輪車になじみの薄い人に最近の二輪車を知って貰おうと,広く,浅く,わかりやすくを心掛けた。そのため,やや新鮮味に欠けるかも知れないが,M/C部門以外の人に方々の参考になれば幸いです。 尚,開発裏話については,神聖なる技術会誌に不謹慎とお叱りを受けるかも知れませんが,こういうこともあったということで,独断と偏見を交えて多少誇張して書いてあります。内容に御意見あろうかと思いますが,御了承願います。M/Cを知って貰うという意味で多少とも読者の
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