技報No.3 eBook | ヤマハ発動機
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7.ジェネシス⑥ミ砲多 開発裏話 RZV500フレームマウントハンドルマウントハーフフェアリングハーフフェアリングフルフェアリングです。図25 フェァリングの変遷一 14一ついて御紹介します。を言うのです。両立が必要です。大変でした。 ここで,ヤマハの最新の設計思想ジェネシスに, ジェネシスとは,起源とか創世紀という意味で,1990年代に通用する二輪車を追求した先進技術の第1歩,即ち「新世代ヤマハがはじまるんだ」ということで名づけられたものです。 それは,モーターサイクルに求められる「高性能」というものをもう一度見つめ直し,それを従来のものとは異次元とも呼ぶべき高みへと導くために生まれた,マシンづくりのコンセプト。即ち,ライダーに走ることの喜びを最大値で与えられる高性能マシンを生み出す,先進技術の思想です。 ここで言う高性能マシンとは,単に高性能なエンジンとか,あるいは高剛性のフレーム,強力なブレーキ,一流のサスペンションを持つマシンを言うのではなく,誰もが「自由に操れる」マシン では,自由に操れるとは,どういうことかと言うと,①ライダーの意志通りに動かす,即ち,思い通りに左右に曲がることができる。②直線を安定して宜つ安心して走れる,即ち,外乱に対してもすばやく収束し,立ち直ることができるものでなければなりません。つまり,操縦性と安定性の この10年でエンジンが高性能化し,最高速は160→200→240km/H,そして今や250km/Hを越える世界へ突入しています。欧州のアウトバーン三車ェラーリ等と並んで200km/Hオーバーで走るのは マフラーが温度膨張で10mm近くも伸びることがわかった。このため,プロテクタは溶接ではもたず,苦肉の策でしばってしまいました。この4本マフラーは,金型の種類で200以上もあるという複雑怪奇なもの線の一番内側を走る四輪のポルシェ,BMW,フ

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