問■ XS400 図24−2 FZR400 XJ400モノクロスリンク式コンベンショナルサスペンション図24−1サスペンション図24−3 アクスルストo一ク臼ニューモノクロス・サスペンション図24 リヤ・サスペンションの変遷一 13一 フロント・サスペンションは,主に悪路の乗りごこち改良,トラクションの改善,コーナリング特性の改良により進歩してきました。一般的なテレスコピック式から,スプリングと空気を併用して,可変のバネ定数を得るエアサスが出ましたが,これは最伸時は荷重を低くし,バネ定数を小さくしてやわらかく乗り心地をよくし,最圧時は荷重を高くして,フルストロークでリジットにさせない,即ちコントロール不能を避けているものです。 又,アンチノーズダイブといいまして,ブレーキをかけた時のフロントの沈み込みを小さくし,ライダーの姿勢変化を小さくする機構もあります。これには,油圧式と電気式が使われています。 一方,リヤ・サスペンションは,2本のサスがタイヤの両側にあるコンベンショナルサスから,次にタンクとシートの間の下あたりに一本にまとめたモノクロスサスが出てきましたが,これは,左右のバラツキが減った点とストロークが大きく取れた効果がありました。そして,現在では,リンク式ニューモノクロスサスと言いまして,やはり一本のサスを後輪の前,リヤアームピボットの後におき,リンクを使ってレバー比をかえ,可変のバネ定数とダンピングを得ているものです。 フェアリングは,昔,風防と呼ばれていたものですが、主にデザイン商品性,風圧をやわらげライダーの疲労を減らす,CdA値を小さくして最高速をあげるといった目的で変化してきました。最初はハンドルにマウントする小さいフェアリングでしたが,年々大型化が進み,今では,ほとんどのスーパースポーツ車は,フェアリングをフレームに固定するものにかわり,かつ大型化しました。さらに最近はスタイリング上からも,前部分全体をおおうフルフェアリングにかわり,ついにエンジンが見えなくなってきております。
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