技報No.2 eBook | ヤマハ発動機
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X}イ乙ヒ主司をて合き−刊る2.919.03.616.1い大1『り一二輪小.切削’1’秤の’t: 3−1−1 焼ならし省略鋼ば,S45C焼ならし鋼から, S45C焼ならし省略3.経済性を追求した鋼の利用について乗 用 車 16.021.420.817.418.559.42.32.6アルミニウム鋼材 鋼板 鋼管樹 脂 その他硫黄快肖II鋼Cal央削鋼強靱鋼一 45一熱処理を省略できる鋼産性を1句Lした鋼焼ならし省略鋼焼入れ・焼戻し省略鋼焼戻し不用鋼鉛快削鋼複合快削鋼非調質快削鋼表2 自動車原材料の使用比率(重量%)図2 主な経済的鋼種の分類でも採用が認められた。 3−1−2 焼入れ焼戻し省略鋼(非鯛質強じん銅)れている。靱性の向上がある。          肌焼鋼 通常の鋼は,熱間圧延後一度常温まで冷却され、再び加熱されて焼ならし,焼なましあるいは焼入れ焼戻しといった熱処理を施して所要の性質を与えられる。焼ならし省略鋼は,熱間圧延時の加熱温度と冷却条件を制御することにより,圧延のままで焼ならし処理材と同等の性質を発揮する鋼材である。この鋼材は,鉄鋼メーカー側の省エネ対策として開発された鋼種であるか,ユーザー側のメリットとしては,購入原価の低減がある。例え鋼に替えると約7円/kgの原価低減となる。社内 コンロッドやクランクなどの部品の多くは,炭素鋼の熱間鍛造で作られている。その工程は,熱間型打鍛造→焼入れ焼戻し処理→機械加工である。非調質鋼は,熱間鍛造終了後,空冷又は衝風冷却をするだけで焼入れ焼戻しと同等の機械的性質(衝撃値が多少低下する)が得られる。 ユーザーにとっては,熱処理エネルギーの節減と工程省略による生産性の向上という大きなメリットがあるが,衝撃値の評価の点で社内導入が遅 3−1−3 焼戻し不用鋼(テンパーフリー材) 焼入れ時の加熱条件及び加熱後の冷却条件をコントロールすることにより,焼戻し処理を省略できる鋼種である。現在,社内ではディスクブレー低減が図られている。その他の効果として, Cr炭化物の折出が少ないことによる耐食性及び衝撃3−2 切削工程の生産性を向上させる鋼の利用図3に示した様に,快削鋼の国内生産高は昭和 いずれの業種であれ,製造会社にとって製造原価の低減は常に追い続けなければならない課題である。そのために,生産の合理化が常に唱えられ,さまざまな対策が考え出され実行に移されてきている。こっした中で,熱処理工程の省略はエネルギー節減だけでなく工程の省略による生産性の向上にもつながるため,部品の原価低減に対する効果は大きく,各製造会社のニーズはかなり強い。 そのようなニーズに答えて,鉄鋼メーカーが開発した熱処理を省略できる新鋼種の紹介と具体的なメリットについてのべる。キ用に従来のSUS420J2, SUS420J1の代替として導入が進められており,熱処理コストの 3−1 熱処理を省略できる鋼の利用原材料 鉄鋼材料

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