技報No.2 eBook | ヤマハ発動機
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889左右・{ 円の大きさは歪の大きさ〔Jtst)8810  また,後輪軸や前輪軸における数+mmオー9911(tlU;,1:mmlシートレール先端 ハンドルクラウン  左右t3.23.33.12.94.14.13.74.14.14.112121154563131211831111013472523264826222827233228表1 泉点が右にある→右に凸の曲がり 黒点が左にある一’左に凸の曲がり る。全開スラローム横曲げ応力分布一 34一前輪軸1118モデル 走行方法 周波数比 後輪軸高速ストレート高速スラローム高速ストレート高速スラローム高速ストレート高速スラローム高速コーナー亘速コーナー亘速コーナー いた。 ある。(4)「振れ」の大きさについて 振れによる変位置(mmp・p)の一覧を示す。図14 D車 最大横すべり角を推定すると約0.5°であった。 ワーは,およそ45kg/deg程度(300kg布1重時) いものであるようだ。 (この例では3.5kgm)A車B車C車 ダーの変位は何によるものかを考えると,多 分,タイヤの横すべりであろうと想像できる。(5汐イヤ接地点に働く外力の大きさについて  バンク角が小さい時は,タイヤは「すべる, スリップする」ことによってサイドフォース (コーナリング・フォース)を発生し,M/C を大地につなぎとめようとする。  今回計測したモードを見ると,ヨーイング による横移動に対して,ローリングは非常に 小さい。従ってキャンバ・スラストによるサ イド・フォースの成分は小さいと仮定して, A車の接地点に働く力を推定してみる。テス ト時,A車は約190km/hの速度で走行し3.1 Hzの周波数で,左右方向に47mm p・pで振れて  この加速度波形がほぼ正弦波であるとして, (前輪にて)二輪車タイヤのコーナリング・パ であるから,分担荷重130kgとすると,約10kg のサイド・フォースを発生している事になる。 前後輪ともこれに近いサイド・フォースだとすれば,タイヤの半径は0.35mぐらいである ので,振りトルクは数kgmというかなり小さ ※技術22課静荷重Grにて,前述したD車の歪  結局,ライダーの感じるウィーブ挙動は, 歪みではなく,剛体運動と考えて良い。  ただし,小さいながらもフレーム,リヤア ームの歪み程度(剛性)は,全体の挙動の減 衰性に重要な効果を与えている。  (表1>に各機種,各走行状態,車体各部の  振れの大きなものでは,50mm以上にもなっ ている。また,安定性レベルの高いC車では, ライダーはウィーブ挙動を認知していないが, その時の後輪軸変位は9〜11mmであり,この 程度の振れはフィーリング上問題無さそうで  但し,人間の感じ方は単純ではなく,同じ振れ巾であったとしても,増幅しそうな不安 な振れとか振れても比較的安心していられる振れなどあり,感覚への影響は多様であり, 必ずしも振幅だけでは評価できないようであ

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