技報No.1 eBook | ヤマハ発動機
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た。た。した。一 3一える様にした。ョンとした。って達成する事とした。るようにした。どと表現される。床の高さを考慮した。ー セントのスケグを設け,またジェットのデフレクター・ノズルを,各々独立でコントロール出来を繰返し,本船の航路37キロ・メートルを,乗員100名,燃料および清水が2/3の常備状態に於いて50分で走れるよう,27ノットに決定し優良船型の開発と,徹底的に重量軽減を行い,さらに推進効率の高いウォター・ジェットを搭載することによ ウォター・ジェットの普及を防げている大きな問題点の一つとして,保針性の悪さがある。それを解決する為に,船尾船底に水中側面積の約7パ 乗り心地は,乗り物に取って第1番に優先されるべき点であって,これは視覚,聴覚,体感,精神等で感じ,酔わない,快適,爽快および安心な 船酔いしない為には,ローリングを少なくする様,重心を下げ,且つV角度の浅いオメガ船型とすると共に,客室を開放的で明るい居住空間とし また,快適にするため,騒音振動を低く抑え,且つ適度の柔らかさを持つ,ゆったりとした椅子,そして安らぎを与える色彩を持つ,インテリア,および高速艇特有の波に当たる衝撃の緩和を狙っ 爽快感は,スピードが大きな要素であり,実質スピードの確保は勿論であるが,他に,なるべく乗客の目線の位置を水面上の高さに近ずける様, 安心感には,特に旋回時のオーバーヒールを抑え,且つ,適度の横スベリを生ぜしめ,遠心力と重力が釣り合う定常旋回となる様考慮すると共に,床下を4個の水密区画に分け,レベルフローテーションの確保を行なった。また,転覆しても起き上がる,360度の復原力を持たせた。 船の真上から見た型は,普通砲弾型をしているが,本船は,船首を絞らず,床面積を広く取り沢山のお客を乗せられる様考慮し,且つ岸壁にピッタリ横付けが出来,乗客の乗降をスムーズに行な 次に,外観のデザインは,浅吃水船の宿命である,リーウェイを小さくする為に極力低いプロポ重視の型を追求した。また,事前に霞ヶ浦に出掛け,湖上および陸上から航路を調査した所,周辺の景色は,山が無く単調であり,湖水の水は,緑色に染まり,お世辞にも周辺環境が良いとは言えない状況であった。八重山の海を走る‘‘とろぴかる・くい〜ん”の場合は,世界有数の珊瑚礁があり,自然環境が商品で,船は,人々を自然の中へ運ぶ道具であれば良かったのだが,今回は,船自体を,商品にしなければ集客出来無い。したがって,多少のデコレーションを盛り込んだり,カラ 吃水を70センチメートル以下にするためチャインを下げ,デッドライズアングルの小さい,オメガセクションのモノヘドロンV型とし,トランソムで5度の割合いと,フラットな船型とした。その結果,船底衝撃上は不利となるので,波高1.0メ 船首Vを細くすると,バトックラインが,流線に対して立ってきて,波さばき上不利になり,また,予備浮力が小さくなる。 ウォター・ジェット推進の場合には,スラストラインが高くなり,どうしても船首突込みとなりブローチングを引き起し易くなるので,その解決策として,また,前述した(ホ)の理由から,船首でチャイン幅を絞らずに,そのままシャーラインまで立上げて,キールからチャインまでの高さ,および,センターラインからの幅を充分に取り,大きなコーンケーブセクションとし,さらにステー ションにすること,および重量を軽くすることから玉子型断面とし,且つ空力抵抗の少ない機能ー リングを派手にしたりした。 以上の様な開発の主眼に留意して,船型を決定ー トルの時に波に当る船首から,全長の%迄の範囲を,ハイチャインとして,細く鋭いV型セクシ

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