技報No.1 eBook | ヤマハ発動機
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馬力鵬%1.5O.1O.4誌・念・(里S)+一…① 1.0PSO.5わりは無い。写真1−2 人力滑空機シーガルIIグラフ2−1人間の出せる馬力と持続時間の関係人間の出せる馬力と体重の関係・一ここで η:プロペラ効率,CL:揚力係数CD形はNACA等のデータの揃ったものを使うことが鳥0.3力晶o・2なる。ー ス,飛行場まで運ぶトランスポーターの寸法な  60      70      80   体重(kg)  |        10       100   時間(分)50・洞齢一 42一 :抗力係数,W:機体総重量(kg), S:主翼面積(mつ,を表わす。W= 91kg(機体重量29kg), S=43mt, W/S=2. 2−2 設 計(1)人力飛行機            …グラフ2−2 たとえ人力飛行機が極小のパワーで飛ぶものとはいえ,飛行の理論をもって飛んでいることに変 飛行機の水平飛行に必要なパワーP(PS)は, この式で,左の項は,プロペラの性能に関する性能向上を表わす。すなわちηを良くすることが必要パワーを低減させることを表わす。中の項は機体自体の空力性能を表しておりC汐CDを大きくとる(失速迎角で飛ぶことを意味するが,飛行状態の余裕が無くなるため,失速迎角より多少低い迎角を水平飛行にセットすることが多い)ことがパワーの低減を意味する。CLの値は,機体を計画する際,主翼の翼断面形を選んだ時点で(翼断面多い)決まっているといっても良いので,後は,いかに空気抵抗の少ないフォルムを創り上けるかにかかっていると言える。 右側の項は,構造設計による要因が大きいといえる。Wを小さく, Sを大きくとれば良いわけであるがSを大きくとれば,それなりに構造重量も増し,パワーの低減を実現出来ない可能性が大である。ところが,複合材料(カーボンファイバー,ケプラー等)の出現が,W/Sの値をかなり小さくせしめ,最近, 「大きな機体を軽く作る」ことに重点を置いた機体が人力機の理想とまで言われた。このW/S(翼面荷重と呼ぶ)の極端な低減は,多少のCD増加をもカバーすることが出来るように ちなみに,前述のミラン(写真1−1)では,1kg/m〜,である。この機体は,ピアノ線による張線構造で,主翼の大きさは,ジェット旅客機ダグラスDC−9にも相当するものであるが,重量は1%にも満たない。これを5.4m/secのピードで水平飛行することが可能だ。 実際,機体設計に入ると,その製作場所のスペどからの制約が多く,上記の寸法でおさまっている。というわけで,開発環境も機体の性能に多少

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