1−1ーーーー1ー』人正一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一 「1』________________________1.は じ め に2.人力飛行機の設計と技術的問題点堀内研究室 鈴木写真1−1 人力飛行機ミラン’821たい。一 41一ればならない。格品と言える。て現在に至っている。トの体重はあまり関係無いということになるが,うものである。尚,グラフ上には,われわれの人 われわれが人力飛行機の研究を開始してから、7年余りが経過した。その前半は主に,人力のみを動力源とし,旋回飛行等を目的とした,純粋な意味での人力飛行機の研究を行った。 (写真1−1)そして後半には「鳥人間コンテスト」出場用の機体で(写真1−2),滑空機に,補助として動力を用いることによって直線滑空距離を延ばすことを目的とした,いわば人力滑空機の研究を行っ この2種の機体の使用目的は異なるが,基本的な設計プロセスは共通するものなので、これら2種の機体を通じて,人力飛行機の話を進めて行き2−1 人間の出せるパワーについて 「人力飛行機の動力源は人間である。コということが最大の特徴なのであるが人力飛行機の設計を難しくさせる最大の問題点でもある。グラフ2−1を見ていただきたい。このグラフは競輪全米チャンプと普通の人の,パワーと持続時間をグラフにしたものである。見て分かる通り,人間は訓練されたものでも瞬間的に1.5馬力,長い時間持続させようと思えば0.5馬力を切ってしまう程度のパワ一 しか持ち合わせていない。われわれは,競輪選手を使うわけではないから,人力飛行機を設計す研究1課 鈴木 弘人る場合,0.3〜0.5馬力で飛行可能なものにしなけ間の出せるパワーは,ほぼ体重に比例して増加すると言える。このことは,機体設計上,パイロッなるべく軽い人間を使いたいというのが人情とい力飛行機のパイロットを担当している鈴木正人のデータ(1982年23才当時,競輪学校パワー測定器にて計測)を黒丸で示してある。このパイロットは0.37馬力を10分間持続することが可能であり,体重も62kgであるから,パワーソースとしては合 また,グラフ2−2に示されているように,人人力飛行機
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