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Vol. 4 安全の「心と技術」を世界に広げる伝道師。

サンパウロ - ブラジル - 2013年6月28日

サンパウロ - ブラジル

オートバイをはじめとする製品を正しくご使用いただくため、ヤマハではその普及活動として世界各地で「ヤマハ・ライディング・アカデミー(YRA)」を展開しています。愛用のヘルメットを抱えて世界中を飛びまわり、アジアで、南米で、さらには中近東やアフリカでオートバイの魅力を伝え続ける「伝道師」の素顔を紹介します。

2014年にサッカーワールドカップ、2016年にはリオデジャネイロオリンピックとパラリンピックの開催を控えているブラジルでは、現在、各地でその準備が着々と進められています。競技に使用されるスタジアムや周辺道路、また宿泊施設等のインフラ整備はもちろんですが、安全で円滑な大会運営を実現するためには頼もしい警察官の皆さんの存在が欠かせません。

さて、ムービーの中でライディングトレーニングに励んでいるのは、サンパウロ警察第2警察署の皆さんです。普段は要人のエスコートや市中パトロール、またイベント警備などの任務を担っているオートバイライディングのエキスパートですが、そうした腕の持ち主でも市民の安全を守るために定期的なトレーニングは怠りません。そして、そのエキスパートたちを相手に指導を行っているのが「ヤマハ・ライディング・アカデミー(YRA)」の熟練インストラクター、藤秀信さんです。

YRAは、輸送機器メーカーであるヤマハ発動機がその社会的責任を果たし、同時に企業目的である「感動創造企業」を実現するために世界中で展開している普及活動の総称です。オートバイや四輪バギー(ATV)、スノーモビル、水上バイクなどを「正しく」「安全に」、また「楽しく」「役立つように」お使いいただくため、一般の人びとを対象にした安全運転教室はもちろん、各国に指導者を育成するインストラクターコース、さらにファミリーやキッズを対象にした体験会まで幅広い対象、幅広い内容で展開されています。こうして世界各地で開かれるYRAは、年間じつに1,000回以上、毎年60,000人を超える人びとが「正しく安全で、楽しく、また役に立つ」ライディングの技術や知識を学んでいます。

若い頃はモトクロスのスターライダーとして活躍した藤さんが、オートバイの正しい扱い方や楽しさを伝えるインストラクターに転身したのは20年前。以来、世界各地を飛び回り、情熱的な指導を行いながらバイクの魅力を説く姿は、まさに「バイクの伝道師」。「ミスター・トウに教えられたことは、きっと明日からの隊員たちの任務に役立つだろう」。そう言って笑った第2警察署の隊長さんもまた、かつて藤さんの指導を受けた一人なのでした。

ヤマハ・ライディング・アカデミー(YRA)

YRAとは、企業目的である「感動創造企業」の実現をめざし、ヤマハ発動機が世界中で展開しているオートバイや四輪バギー(ATV)、スノーモビル、水上バイクなどの普及活動の総称。ヤマハ製品を「正しく」「安全に」「楽しく」「役立つように」お使いいただくため、世界各地で安全運転教室などを実施している。

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