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AMA Pro Road Racingの最高峰クラスでヤマハが5年連続チャンピオン獲得!

2014年9月22日

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 3月から9月にかけて全7戦で開催されるアメリカ国内最高峰のロードレース、AMA Pro Road Racingの最終戦が9月13日・14日に開催され、最高峰のAMAプロ・スーパーバイククラスに「YZF-R1」で参戦するジョシュ・ヘイズ選手と、AMAプロ・ゴープロ・デイトナ・スポーツバイククラスに「YZF-R6」で参戦するジェイク・ガニエ選手がともにチャンピオンを獲得しました。これによりヤマハは2クラスを制覇するとともに、最高峰クラスにおける5シーズン連続でのタイトル獲得を達成しました。

 「Monster Energy/Graves/Yamaha Team」のヘイズ選手は、チームメイトのキャメロン・ボビエ選手に40ポイントのアドバンテージを持って最終戦に臨み、13日の予選でポールポジションを獲得。その日の第1レースでは、ゴール直前でライバルをかわして最初にチェッカーを受けました。ところが、優勝を争ったロジャー・ヘイデン選手(スズキ)とのバトル中に何度かパスしていましたが、それがイエロー・フラッグ提示中だった可能性が指摘され、最終的にヘイズ選手に20秒のペナルティが課させられ2位となったのです。それでもボビエ選手が5位に留まったことから、2009年からの3連覇を含め、自身4度目となる最高峰クラスでのタイトルを手中にしました。さらに14日に行われた第2レースでは、今季7度目の優勝を獲得し、優勝回数を自己通算48回(すべてヤマハで獲得)に伸ばしました。

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 一方、「MotoSport.com Meen Yamaha」のジェイク・ルイス選手に7ポイント差をつけて最終戦を迎えた「Road Race Factory Red Bull Yamaha Team」のガニエ選手は、13日の第1レースで2位を獲得。ライバルのルイス選手が17位以上に入ることができなかったためチャンピオンを決定しました。そして、14日の第2レースでは、ガニエ選手が今季3度目の優勝を果たして優秀の美を飾るとともに、「YZF-R6」がトップ5を独占しました。

ジョシュ・ヘイズ選手談

「第1レースは勝ちたかったので、自分の力をすべて出し切ったし、雨模様のコンディションだったが、自分自身のレースをするだけだということはわかっていて、自信もあったんだ。だから楽しんで走ることができた。第2レースは、キャメロンがリードして僕は離されていると感じていたが、気持ちを落ち着けて、ひたすら自分らしく走り続けた。そのうちに好タイムも出て状況が好転。それでもキャメロンを捉えられるかどうか確信が持てなかったので必死で追いかけたが、この結果がシーズン最後のレースでの優勝に繋がった。本当にうれしいよ。とくに前日にチャンピオンを決めたあとだけにね。今年は、とても素晴らしいシーズンだったし、Monster Energy/Graves/Yamaha Teamのライダーとして出場できたことを幸せに思う。加えて、ヤマハとR1の5年連続タイトルにはただ驚くばかりだね」

ジェイク・ガニエ選手談

「とにかく素晴らしいレースだった! このクラスには速いライダーがたくさんいて、その多くが僕と同じヤマハのR6に乗っていたんだ。13日の最後に考えたことは、ついに仕事を成し遂げたということ。そして、シーズン最後のレースで優勝できたことにも感激している。デーンやギャレット、その他のライダーたちが素晴らしい走りを見せていて、僕はピットボードからペースアップが必要なことを知らされた。そしてそれに従い、少しずつリードを広げることができたんだ。僕は今、ヤマハとチームスタッフに心から感謝しているし、長いシーズンを通して僕自身とみんなのために仕事を遂行し、みんなのハードワークに報いることができてとてもうれしく思っている」

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