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世界的なデザイン賞「red dotデザインアワード」を2年連続で受賞 2013年度受賞はエンデューロ競技用モデル「WR450F」

2013年4月10日発表

 ヤマハ発動機株式会社のエンデューロ競技用モデル「WR450F」(欧州仕様2013年モデル)が、世界的に権威あるデザイン賞「レッドドット・デザインアワード」の「プロダクトデザイン」部門で「レッドドット・デザインアワード2013」を受賞しました。 ヤマハ製品の本賞の受賞は昨年の「TMAX」に続き2年連続となります。

 「WR450F」は、優れた旋回性、走破性、セッティング容易性を備えるエンデューロ競技専用モデルで、エンジンやサスペンションなどのメカニカルなパーツを強調したシャープなデザインが特徴となっています。主に欧州・北米・豪州・日本などで販売しており、レース参戦からファンライドまで幅広い支持を受けています。

 「レッドドット・デザインアワード」は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)」主催による世界的な格式の高いデザイン賞で、国際的に活躍するデザイン専門家により、革新性、機能性、品質、人間工学など9項目の評価基準から卓越したデザイン性をもつプロダクトが選定されます。
 2013年度は、世界54ヵ国 約1,800の企業やデザイナーから、自動車、二輪車、家電、家具など19のカテゴリーで合計4,662点の応募があり、この中でヤマハ「WR450F」は「プロダクトデザイン」部門で「レッドドット・デザインアワード2013」を受賞しました。また、同じく同賞にエントリーしていた欧州向けハイホイールスクーター「Xenter(エックスエンター)125」および欧州向けスポーツツアラー「FJR1300A」は、「佳作(honorable mention)」の受賞となりました。



製品写真
「WR450F」(2013年欧州仕様)
製品写真
「Xenter 125」
(2013年欧州仕様)
製品写真
「FJR1300A」
(2013年欧州仕様)

「WR450F」デザイン担当 株式会社GKダイナミックス 三富 貴峰(みとみ たかね)動態デザイン部室長 談
 レッドドットは欧州では大変権威のあるデザイン賞であり、受賞できたことをたいへん喜んでいます。
 WR450Fのような競技用オフロードモデルのデザインは、まず機能優先であり、その機能の良いところを特徴的にアピールするのがデザインの役割です。その中でもこのモデルは、妥協のない操作性の追求とコンパクトな車体に大きなエンジンを組み合わせる設計によって、デザインの難易度が高く、たいへん苦労しながらまとめました。したがってレッドドット賞を受賞できたことは、開発チーム全体が理想に向かって努力したことが評価されたと考えています。



※「レッドドット・デザインアワード」:「Design Zentrum Nordrhein Westfalen」が年1回主催し、1955年から続く世界的に権威あるデザイン賞。プロダクトデザイン、コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの3部門があり、プロダクトデザイン部門は過去2年間に発売された製品が対象。2013年度受賞製品は、7月1日にドイツ・エッセンで受賞式典が行われ、「レッドドット・デザインミュージアム」で行われる特別展にて展示されます。

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