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高出力ディーゼルエンジンを搭載した本格的フィッシングボート 「FG-40HP」新発売

2013年3月1日発表

 ヤマハ発動機株式会社では、優れた走行性能と高い釣り機能性を併せ持つ艇体に、最新の環境性能を備えた高出力ディーゼルエンジンを搭載した「FG-40HP」を開発し、2013年4月1日より新発売します。
 「FG-40HP」は外洋での卓越した走行性能と凌波性を確立しているヤマハ漁船「DYシリーズ」のコンセプトを受け継いだ艇体に、釣りに特化した機能性、居住性、快適性を併せ持つフィッシングボートです。搭載エンジンにはVolvo Penta(ボルボ・ペンタ)社製のディーゼルエンジン「D9-575」(575馬力)を採用し、抜群のスピード性能とさまざまなタイプの釣りに対応する微速性能(電子トローリング装置はオプション)を発揮します。

「FG-40HP」
「FG-40HP」
発売日 2013年4月1日
販売計画数 5隻/年間
メーカー希望小売価格例
(艇体・エンジン+限定沿海セット価格)
「FG-40HP」:¥28,451,010
(本体価格¥26,407,000+法定安全備品他価格¥689,200・消費税¥1,354,810

法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。

開発背景

 インボード(船内機)タイプのディーゼルエンジンを搭載したフィッシングボートは、その燃費の良さと高い耐候性により遠方への釣行や出港回数の多いユーザーに根強い人気があります。
 「FG-40HP」は、そうしたボートフィッシング愛好家に向けた本格的な外洋型フィッシングボートとして開発しました。釣りマニアに根強い人気のあった「FG-40Ⅱ」をベースに、高性能ディーゼルエンジンとして定評のあるVolvo Penta(ボルボ・ペンタ)社製「D9-575」を搭載、さらに釣り機能など細部を見直した改良を加えました。船型はプロ仕様の外洋型漁船として評価が高い当社の「DYシリーズ」のコンセプトを受け継ぎ、高い走行性能を発揮。さらに、プレジャーボートとしての外観デザイン、快適性や居住性を併せ持っています。


主な特長

高出力ディーゼルエンジンを採用

 搭載エンジンには、575馬力の高出力を発揮するVolvo Penta(ボルボ・ペンタ)社製のディーゼルエンジン「D9-575」を採用。電子制御により安定した出力を発揮するばかりでなく、新規採用オプションの電子トローリング装置の採用で優れた流し釣り性能を発揮します。
 クリーンな排気と黒煙の低減を実現し、優れた環境性能を発揮します。さらに大容量の発電能力(24V/80A)を備え、多数の電子機器類の搭載を可能にしています。


快適な乗り心地と凌波性能

 プロ仕様として高い評価を得ているヤマハ漁船「DYシリーズ」の流れを受け継いだV型船型を採用。走行時におけるスムーズな着水感、波切り感が得られるなど長時間の釣行でも疲労の少ない、快適な外洋での走行を実現しています。
 フローティングブリッジを採用し、キャビン内の静粛性を飛躍的に高めています。


優れた釣り機能性

 1人で操船しながら釣りのできるアフトステーション(後部デッキの操船装置)をオプション設定しています。また、フラットで広々としたデッキスペース、大容量のイケスを採用するなど釣り機能性を高めています。
 サイドデッキまで回り込んだ形状のバウレールを採用し、釣りやデッキでの移動時の安心感を高めたほか、追加の艤装を考慮した設計を採用しています。


側面図、デッキレイアウト図 ※オプション装備品を含む

側面図、デッキレイアウト図 ※オプション装備品を含む

主要諸元

仕様 FG-40HP
全長 12.50 m
全幅 3.15 m
全深さ 1.65 m
完成質量 5,503 Kg
定員 14 名
搭載エンジン VOLVO D9-575
最大保証馬力 423kW (575ps)
燃料タンク容量 300L×2
航行区域 平水・限定沿海
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